「サマーバケーションEP」(古川日出男著・文藝春秋)を片手に,神田川・隅田川の川沿いを歩く「サマーバケーションEPオフ」に参加してきた.参加メンバーはmixi内のコミュニティ「文化系トークラジオ Life」の方々計5名(途中参加・離脱したメンバーもいた.オイラは途中参加した方).
「サマーバケーションEPオフ」は,神田川の水源がある井の頭公園を起点に,神田川沿いを歩き,隅田川に合流したあとは隅田川沿いを歩くというイベント.井の頭公園を午前10時過ぎに出発し,月島埠頭には午後9時過ぎに到着する,トータル11時間の徒歩の旅である.
スタートは3人で出発したが,途中1人抜け,中野坂上付近でオイラが合流するまで2人が歩みを進めていた.さらに進んで,東中野付近で1人合流したあとは,人数の増減もなく,4人でゴールまで進むことになった.
道中,オイラがICレコーダーで自分の声を中心に音声メモを残しつつ,参加した人の声を取りながら歩いていた.声がきちんと取れてなかったり,無声に近い部分をカットした部分を除き,録音した音声をくっつけたファイルを公開する.
※上記のリンクは,音声の内容は一緒です.音声ファイルをダウンロードするか,ストリーミングで気軽に聞くかの違いだけです.
歩きながら風景を見てみると,中野坂上から高田馬場付近までは,住宅地の合間を神田川が流れていて,散歩するには良いところ.高田馬場を過ぎたあたりから,都会の風景になっていくが,神田川沿いはまだまだ散歩できたり,公園があったりして,まだまだ散歩にオススメなコース.
飯田橋を通過すると,神田川が都会の中を流れ,流域も広くなるが,その分無機質感が否めなかったり,水が汚れてないか?と思う部分もあり.この感じは秋葉原まで続くが,昭和通りを通り過ぎると,隅田川までの合流部分まで下町の雰囲気を感じつつ,屋形船のたまり場っぽいところを通過.地図を読み返してみると,歩いていたのが浅草橋というところだった.
神田川が隅田川に合流したあとは,隅田川沿いを歩いていくことに.隅田川の水面を見てみると,台風の影響か水が茶色くにごっていた感じ(日が暮れたあとだったので,にごり方はよくわからなかったが,見た感じは濁っているようだった).川のほうを見ると,屋形船が何隻か往来していて,時々カラオケが屋形船から聴こえてきた.それと,川下に向かうにつれて,ビルよりマンションらしき建物の数が増えてくる.
勝鬨橋までたどり着いたところで,本の記述に「東京タワーを見た」という記述があったので,東京タワーを探すことに.しかし,橋からでは見つからなかったので,橋を渡り終えたところで東京タワーを見られた.
勝どきを通過し埠頭を横目に見つつ,バスの展開場を見て,豊海町の先にたどり着いて,9時過ぎにゴール.ここからレインボーブリッジを眺めつつボーっとしたあとは,疲労困憊しつつ,各自家路へ.
家に着いたのが結局11時半.かなり疲労しているにも関わらず,自転車に乗って帰宅した.今の所は右足が痛いだけでそれ以外はなんとも無いが,筋肉痛がいつやってくるか,少々びびっている.
IE6,IE7,Firefox2,Opera9で確認したところ,Firefox2のみストリーミングファイルを開けていません.原因の判る方,他のブラウザでも同様のバグを見つけましたら,BBSまでご一報願います(2007年9月9日 午後10時57分)
原因は,自分の使っているFirefoxでキャッシュが残っていた模様でした.(2007年9月23日 午後5時26分)