via: 成年向け同人誌イベントに会場貸し出し拒否 都産貿台東館(ITmedia News).
東京都台東区の「都立産業貿易センター台東館」で開催された同人誌即売会に対して会場の貸し出しをしないという方針になったようだ.ただ,この問題となっているのが,アブノーマルな性癖を主体とする同人誌を頒布する即売会だったというのが,かなり痛い所をつかれた感じになっている.
この件に関してネットの論調を見る限りでは,東京都内では同人誌即売会ができないとか,コミケができなくなるとかの意見をみたけど「んなことになるわけねーじゃん」とは思っている.ただ,風当たりは強くなるのは確実だと見ている.
オイラとしては,アブノーマルな性癖を持つ人がいることはわかるのだけど,大っぴらに同人誌にして頒布してしまおうというのは,いまいち理解出来ない(したくもない,と言い換えてもいいと思う)ので,そっち[何処]方面についての言及を避けるが,即売会のテーマを考える時点で予想できそうだとは思う.貸し出ししてくれる会場もある程度限られてくるだろうから,やってることがどういうことかは理解出来そうだと思うけど,即売会のBBSを見る限りでは,オイラが見て「痛く」「事の重大さをわかってなさそう」な書き込みがあって,「書き込んだ人は楽観的な考えでいいの?」と思ってしまった.
ただ,記事を読む限りでは,都立産業貿易センター台東館ではすべての同人誌即売会に対して貸し出さない方針なのか,一部の同人誌即売会にだけ貸し出すのか,という点がわからなかった.一つ言えることは,このニュースを機に,任意の施設で,任意の同人誌即売会に施設を貸し出さないというケースは,今後増えてくると考えていいのかもしれない.併せて,それぞれの同人誌即売会で方針の見直し・確認,または開催しないとか,サークルも活動内容の見直し・確認の必要性は迫られているのかもしれない.他にも同人誌を扱うショップでのチェックが厳しくなるかも,とか,同人誌を印刷する会社でも印刷してもOKか否かのチェックもきつくなるかも,というのは今後増えてきそうな感じではある.