via: NASAのスーパーコンピュータ、ブラックホールの衝突をシミュレーション(CNET Japan ).
アメリカ航空宇宙局(NASA)がスーパーコンピュータ「Columbia」を用いて,ブラックホールが衝突・合体する様子をシミュレーションしたものを動画付きで公開した.これは,Albert Einsteinの一般相対性理論を証明するための実例を示すもののようである.
シミュレーション動画では,2つのブラックホールが衝突・合体するまでの動きを公開している.中でも注目すべきなのは,2個のブラックホールが点になるくらいに写す範囲を広げても,そのエネルギーがシャレにならないくらい大きいことがはっきり見て取れるのである.詳しくはその動画を見るほうがはっきりとわかるので,一度見ておくといいだろう.
ただし,ブラックホールの衝突・合体がシミュレーションどおりに実際に起こったところで,一般相対性理論が証明されたことにはならない,と見ておくのがいいだろうと思う.