2. 新規収録曲の総復習
新規収録曲の傾向
今回の新規収録曲は全部で66曲ありました.Evansが2バージョンあったので,それをカウントすると67曲となります.
内訳は完全新作が47曲,リミックスが6曲,リメイクが1曲,CS版や他機種からの収録が13曲ありました.EMPRESSのときと比較すると,リミックス(6曲)・リメイク(1曲)の曲数に大きな差は見られませんでしたが,完全新作(42曲)と移植曲(7曲)でボリュームアップが見られます.特に移植曲が前作と比べて2倍に増えているのが特徴といえます.
曲の傾向としては,全体的にキーとなる曲はありませんでしたが,全体的にジャンルのバランスが比較的取れているという印象を受けます.大まかにジャンルを分けると,ポップス系・ハウス系が9曲と多く,次いでテクノ系が8曲,トランス系・ハッピーハードコア系が6曲と続きます.今回,意外な印象を受けたのがユーロビート・ドラムンベース系の曲がそれぞれ5曲と比較的多く入っていることが印象に残ります.
こまごまとしたところでは,エレクトロ系の台頭が目立つところではありました.世界的なクラブミュージックの流れからなのか,エレクトロが入ってくるのもある種の必然性を感じます.RAでもエレクトロの波が来るのか,はたまたこれに代わるジャンルが台頭するのか,プレイしつつ見ていく必要がありそうです.